1 手書きの軽視を反省 ある程度、入力になれたなら、パソコンで入力する方が、手で書くよりも負担がなくて、早く書けます。入力しておけば記録が残りますから、便利です。知らないうちに手で書く量が減ってきて、ある時、漢字が書けなくなって驚いたことがありました。 …

■手書きは記憶力を増強する:量とスピードならパソコンだが 続きを »

      1 受験勉強とは違うアプローチ 生真面目な知り合いから、勉強したほうがいいのだけどね、どうも専門でない分野の勉強は気が進まない…と言われました。気弱な発言をするものです。この人は学校で教科書や参考書できちんと勉強して、予備校にも通った、かつての秀才だっ …

■専門とは違う分野をどう学んだらよいのか:日本史の場合 続きを »

       1 「いかに理論を作るか」を叩きこむ講義 野中郁次郎の「『失敗の本質』を語る」という本は、なかなか面白い本でした。野中の理論がどうであるかよりも、アメリカの大学の教育のすばらしさについて、注目していただきたいと思います。野中はカリフォルニア大学のバー …

■野中郁次郎がカリフォルニア大学バークレー校で学んだ方法論 続きを »

      1 カードシステムのデジタル化 カードシステムをデジタル化しようとする人がかなりいます。私の周辺にもいました。バカバカしいことだとは言い切れません。かなり優秀な人が、相当考えた上で、PC上にカードシステムの体系をつくりあげていました。彼はそれに満足して …

■カードシステムを有効に使うために:アナログ的な利用に価値あり 続きを »

      1 考えの素材を蓄積すること 梅棹忠夫の『知的生産の技術』は1969年に出版された本です。先日から、記録のつけ方を何人かで検討しているうち、この本をもう一度読んでみようかという気になりました。いまでも読む価値がある本です。考え方のヒントが現役のまま生き …

■梅棹忠夫『知的生産の技術』再読:アナログの強み 続きを »

       1 十分な連絡ができていない自覚 今年に入ってから、いくつかの勉強会でお話した際に、日常の記録について、どうしたらよいのかということが何度か話題になりました。意外に切実な問題です。私自身、確たる方法があるわけでもないので、この際、少し考えてみたいと思 …

■計画と時間管理:日々の記録をつけだして気づいたこと 続きを »

       1 ポイントのズレた問題提起 少し前に、日経平均株価が4万円を超えました。いまはまた少し下げていますが、あの頃から、ずいぶん景気のよいお話をする人が出てきています。例えば、もはやEV車の将来性は見えてきた、やはりハイブリッド車の方が有望だというお話が …

■ズレた論点:EV車かハイブリッド車か・テスラとトヨタの時価総額 続きを »

      1 スピード感をもって書く必要 昨日まで講義のテキストを作っていました。内容を考えるのに時間がかかるのは確かですが、以前からのメモやノートがありますから、項目が決まれば、たいてい何かしら書けます。逆に、それなりのスピード感をもって書かないと、うまくいき …

■テキストを作るときの方法:スピード感が必要な理由 続きを »

       1 遺著『わが心の歴史』の「私と外国語」 日本を代表する西洋史学者だった堀米庸三の遺著『わが心の歴史』に「私と外国語」という文章があります。昭和47(1972)年の原稿です。5ページの短いものですが、外国語の勉強方法について、ひと筆書きされています。 …

■西洋史学者の語学勉強法:堀米庸三『わが心の歴史』から 続きを »

     1 「係り結び」を知らないリーダー 最近、驚いたことは、業界でも有名なリーダーの方が、「係り結び」をご存じなかったことです。この世代の人が知らないというのは、考えてもみないことでした。もはや古文を読むとは思えませんでしたが、関心領域が違うと、こんなことが …

■企画を立てるプロがしてきた基礎の勉強 続きを »