1 問題をチャンスにして成果をあげた人 目の前に起こった問題に対して、これはチャンスだと思うことは、簡単ではありません。実際に問題が起きていますから、対処する必要があります。同時に、その対処方法が適切なものならば、今後に生かせるようになるはずです。だか …

■失敗をチャンスにした人達の話から:検証の前提を作ること 続きを »

      1 導入期・普及機・成熟期 モノやサービスには、ある種の周期があります。それが今後の変化を予想する際の判断材料になるかもしれません。例えば、モノ・サービスが導入される時期があります。新しい便利なもの、魅力的なものが登場した場合、一生懸命導入しようとする …

■モノ・サービスの周期「導入期・普及機・成熟期」と予測 続きを »

        1 朝から晩まで終日を絵に専念 戦前のフランスに留学した画家たちは、どんなだったのだろうかと思って、荻須高徳の『私のパリ、パリの私』を手にとりました。もうずいぶん前に読んでいますが、画家がどんな勉強をしたのか、意外にも忘れています。とくに若い時の勉 …

■戦前にフランスに留学した画家たち:荻須高徳『私のパリ、パリの私』から 続きを »

       1 沖縄の人口を減らさないため 堺屋太一が『東大講演録 文明を解く1』のガイダンスの「少し長めの自己紹介」で、沖縄海洋博について語っています。当時の総理大臣の佐藤栄作に、「沖縄の復帰は、どうなったら成功なのか」と尋ねところ、「沖縄の人口を減らすな」と …

■成功の方程式のつくり方:堺屋太一が学んだアラン・フォーバスのモデル 続きを »

       1 カードから検索へ かつて梅棹忠夫が『知的生産の技術』を書いて、カードの有効性を主張したことがあります。分類するな配列せよという考えが示されていました。たくさんのカードを購入して、成果なく終わった人が多かったはずです。その後、検索ができるようになり …

■アイデアをため込んでも役立たない:デジタル技術の利用について 続きを »

       1 一次情報を大切にすること 中島聡の『結局、人生はアウトプットで決まる』を読みました。今頃です。2018年に出ていました。題名を見れば、まず読みそうにありません。中島聡という著者名があるから、読む気になりました。この人は、ウィンドウズの開発で名の知 …

■中島聡『結局、人生はアウトプットで決まる』から 続きを »

        1 大切なのは思考の整理 生成AIが便利に使えるという話をしていた若者が、講演録を作ろうとしたら、生成AIに負けると言っていました。音声を文字に変え、文字に変えたものを整理してまとめることができるのだそうです。世の中の技術進歩は大したものだと思いま …

■書くべき理由:思考を検証するための手段 続きを »

        1 飛び抜けた学者 リチャード・ファインマン ノーベル物理学賞をとったリチャード・ファインマンは、スペースシャトル「チャレンジャー号」爆発事故の原因究明のための「ロジャーズ委員会」のメンバーでした。そこで、Oリングという部品の不良が爆発の原因だと突 …

■ノーベル物理学賞学者 リチャード・ファインマンの創造性についての仮説 続きを »

      1 思考を整理して標準形式で表現 図解講座を行いました。おおぜいの方に参加いただき、感謝しています。今回は初めてのことでしたが、事前のアンケートをさせていただきました。図解のレベルが再び低下してきたかもしれないという、ある種の懸念があったためです。心配 …

■シンプルな図解の価値:図の強みを活かす 続きを »

       1 初めての事前アンケート 図解講座が来月(2/17)あります。前回ご参加いただいた方々の様子を見て、何か変化が起こっているように感じました。事後のアンケートでも、初めてのことでしたが、もっと基礎的な話、図解以前の基礎の話が聞きたいというご意見が複数 …

■図解講座について:受講者の要望の変化 続きを »