■西洋史学者の語学勉強法:堀米庸三『わが心の歴史』から
1 遺著『わが心の歴史』の「私と外国語」 日本を代表する西洋史学者だった堀米庸三の遺著『わが心の歴史』に「私と外国語」という文章があります。昭和47(1972)年の原稿です。5ページの短いものですが、外国語の勉強方法について、ひと筆書きされています。 …
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1 遺著『わが心の歴史』の「私と外国語」 日本を代表する西洋史学者だった堀米庸三の遺著『わが心の歴史』に「私と外国語」という文章があります。昭和47(1972)年の原稿です。5ページの短いものですが、外国語の勉強方法について、ひと筆書きされています。 …
1 「係り結び」を知らないリーダー 最近、驚いたことは、業界でも有名なリーダーの方が、「係り結び」をご存じなかったことです。この世代の人が知らないというのは、考えてもみないことでした。もはや古文を読むとは思えませんでしたが、関心領域が違うと、こんなことが …
1 価値ある発想法 梅棹忠夫の「文明の生態史観」は、有名な論文でした。1957年に書かれたものですから、半世紀をとうに過ぎています。やはりというべきか、梅棹忠夫も、この論文も知らないという人が圧倒的多数になりました。しかしいまでも読む価値があります。 …
1 アメリカンコーヒーを知らない若者 20歳前後の人に、コーヒーのアメリカンというのが、どんなものかを聞いてみると、知らない人が多くなっています。30代の人が、それを見て驚いていました。こういうことは、めずらしくありません。英語の5文型を知らない若者など …
1 メモを再現可能にする方法 何か文章を書こうとする人に対して、しばしばメモを取ったほうがよいというアドバイスがなされます。たとえば宮家邦彦は『ハイブリッド外交官の仕事術』で、すべては[小さなヒントを丹念にメモすることから始まった](p.125)と記し …
1 リーダーたちの3つの受講目的 19日に文章チェック講座を行ってきました。この時期におおぜいの方がご参加くださって、感謝しています。リーダーの人達がどうやって文章チェックをしていけばよいのか、何か参考になることがあったなら幸いです。講義をすると、毎 …
1 参考になるドラッカーの執筆方法 何とか締め切りまでにテキストを提出しました。毎回、かなりの改定をするので、それなりに苦労しています。今回は、全面的な見直しですので、一度完全に作り直してから、前のものとのすり合わせをすることになりました。全体的な統 …
1 AI化によるビジネスの変化 文章チェック講座を今月19日に行います。文章のチェックが大切だと考える人たちが増えてきました。今後も、この流れは変わらないだろうと思います。ビジネスでの情報の流れは文書によってなされていましたから、もともと重要性は高かっ …
1 お勧めしたい勉強法 小澤征爾という存在がいなくなって、がっくりすることが何度かありました。特別なファンというわけではありませんから、意外なことです。日本人の音楽家で、圧倒的な存在だったことは間違いありません。後に続く人は簡単に出てこないのでしょう …
1 思考とは本能的な欲動 思考というのは、どういうものであるのか、明確に語ることは難しいことです。『エマニュエル・トッドの思考地図』で、トッドは[思考そのものはとっさの行為、自然発生的な行為です](p.30)と語っています。定義したのではなく、その現 …