■文章チェック講座について:3月23日実施

   

1 会場参加者が半数以上

昨日やっと文章チェック講座のテキストが完成して提出しました。これから講義の組み立てを考え、その場での質問も取り入れながら、お話しできたらと思っています。完璧なテキストなどありませんから、参加者の反応や質問、要望が大切です。期待しています。

今回、会場での受講者数の方がオンラインよりも多いとのご連絡がありました。最近ではめずらしいことです。今後、会場とオンライン参加者が同じくらいのハイブリット講義というのが、通常形態になるかもしれません。まだわずかですが、席も残っています。

文章をチェックする側の視点で、文章を読み、それを評価するという講座です。こういうセミナーはあまりないかもしれません。かつて文章のプロファイルのような仕事をしたというお話をしたことがありました。数年前に担当する人が講座を作ってくれたのです。

     

2 文章でのチェックが大切

リーダーは、部下の文章を読んで、それをもとに考えることが大切な仕事になっています。直接会っているのだから、文章は重要でないという発想もあるでしょう。それで問題ない人も確かにいるはずです。しかし一般には文章を重視します。

私自身、文章をチェックしておくべきだったと身にしみて感じたことがありました。コロナで体調を崩した人がいたのです。直前までその人と仲良しの人が気づかなかったとのこと。急にあれこれできなくなって、いささか大変なことになりました。

メールをするなど、文字の記録があれば精神的な要因のものでしたから、まず気がついたでしょう。仲良しの人も、じつはなんだかおかしいと感じていたようです。仕事ができていたので、それを自分で否定してしまっていたとのこと。ありがちな話です。

     

3 文章チェックと誘導

文章でチェックするというと、言葉尻をどうしたこうしたと考える人がいるかもしれません。神は細部に宿りますから、文の形式やその意味やニュアンスをきっちり分析できることは必要です。こうした細部のものが、もっと大きな全体のチェックと関連してきます。

リーダーが部下の文章をチェックするとしたら、ビジネスでの活躍が前提でのチェックです。仕事に向き不向きがありますから、向いた仕事を振り向ける必要があります。力を発揮する仕事をするからこそ、多様な対応ができるようになるはずです。

その人に向いた仕事を見つけなくてはなりません。そのとき基本になるのは、やる気です。積極性のある文章になっていなくては困ります。自分の意見を明確に記すことが必要です。もしそうなっていなかったら、そちらに誘導してあげなくてはなりません。

仕事をする場合、ほかの人とのやり取りが不可欠になります。文章でのやり取りは記録に残りますから、重要なものです。文章に自信がないというリーダーもたくさんいます。自分の文章もチェックできるようにしておく必要があるのです。そんなお話になります。

      

▼部下の書いた文章のチェック方法-文章添削の定石とテクニック

       

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