1 図解も文章も思考の整理が基礎 図解講座をする実施する際に、担当者が「思考の整理」という文言を講座名に入れてくれました。講義の中で「思考を整理して…」という言い方をしていましたが、私には講座名に入れる発想がありませんでした。どうやらこれはよい影響 …

■思考の整理と表現の工夫:二系統の形式を持つ日本語 続きを »

      1 経営に教科書はない マネジメントの定番の教科書とか基本書といわれる本はないようです。経営学の教科書として、ドラッカーの『マネジメント』が採用されることはないのでしょう。アメリカのビジネススクールでは、ドラッカーをほとんど扱わなくなっているそうです。 …

■ミッションとビジョンの違い:マネジメントの用語について 続きを »

        1 法学部でのトレーニング 経済学者の浜田宏一教授は『伝説の教授に学べ!』で、法学部で勉強したおかげで、文章を書くのに苦労しなかったと語っていました。法学部でのトレーニングは、文書作成の標準的な方法を教えてくれます。トレーニングは3つの要素からなる …

■業務改革の基本:トレーニングで成果が上がる方法 続きを »

      1 日経文庫『マネジメントの名著を読む』 若いリーダーからマネジメントの本でよいものがあるかと聞かれました。簡単にマネジメントがわかるという本はないように思います。ドラッカーを知っているかと聞いたら、予想通り、知りませんでした。マイケル・ポーターも当然 …

■マネジメントの本でよいものがあるかと聞かれて:『マネジメントの名著を読む』 続きを »

      1 2008年に油絵教室設立 渋谷油絵教室を作ったのが2008年の2月でした。今年の2月で17年になります。絵をやるのなら、きちんとした教室で習いたいという思いがありました。しかしなかなかそういう教室がないというのが現実です。自分なりの教室を作ろうと思 …

■小さな絵画教室の運営:ささやかな経験から 続きを »

       1 初めての事前アンケート 図解講座が来月(2/17)あります。前回ご参加いただいた方々の様子を見て、何か変化が起こっているように感じました。事後のアンケートでも、初めてのことでしたが、もっと基礎的な話、図解以前の基礎の話が聞きたいというご意見が複数 …

■図解講座について:受講者の要望の変化 続きを »

      1 画家は職業ではない 今年に入ってからも、知り合いの画家たちの個展やグループ展が開かれています。現役の画家たちが、油絵作品を中心に展覧会を開き、それを見に行く人がいるというのは、めずらしい話ではないでしょう。しかし、これは当たり前のことではないかもし …

■現役の画家が活躍する環境:日本文化の基礎を支える絵画 続きを »

      1 なつかしい『大野晋の日本語相談』 ずいぶん昔に読んだ本が出てきました。『大野晋の日本語相談』(朝日文庫)です。週刊朝日で読者からの日本語についての質問に対して、井上ひさし、大岡信、丸谷才一とともに、大野晋が答えていました。1986年から1992年ま …

■助詞ハの機能(役目)と主語概念:同列に扱うことのおかしさ 続きを »

     1 生成AIで文章作成する効用 生成AIを使って文章を作るということが、最近はめずらしくなくなってきました。技術に関することを専門家の人に聞くと、彼らは生成AIを使って叩き台の文章を作ってくることがあります。間違いがないかの確認して、わずかな手直しするだ …

■生成AIの文章を読んでみて:顧客視点の欠如について 続きを »

      1 ハイコンテクスト文化 日本語のことを考えると、日本の文化がお互いにわかりあう枠の中で形成されてきたことを感じます。わかるという前提で、細かい注釈をつけずに語る形式です。わかっていることに関しては、言わないこと、記述しないことが原則になっています。 …

■日本人の行動様式の変化と日本語:エドワード・T・ホール『文化を超えて』から 続きを »