■歴史の見方のエッセンス:『歴史から今なにを学ぶか』の渡部昇一
1 哲学者ヒュームの『英国史』 『歴史から今なにを学ぶか』にある渡部昇一の「私の考える歴史、そして日本人」は注目すべき講演録です。歴史についての考え方のエッセンスがここで語られています。渡部はデービッド・ヒュームを取りあげて、歴史の見方を語りました。 ヒ …
1 哲学者ヒュームの『英国史』 『歴史から今なにを学ぶか』にある渡部昇一の「私の考える歴史、そして日本人」は注目すべき講演録です。歴史についての考え方のエッセンスがここで語られています。渡部はデービッド・ヒュームを取りあげて、歴史の見方を語りました。 ヒ …
1 二冊の名著 桑原武夫の『論語』は名著です。前回触れました。この本と陳舜臣『論語抄』があれば、『論語』の入門書はいらないかもしれません。はしがきで陳は[『論語』をぜんぶ読むことは、ふつうの人には無理ですし、その必要もありません](P.11)と書いてい …
1 全体構想を作らないブログの形式 いま日本語の文法について、継続的に思いついたままを書いています。ブログを書いていたときのように、感じのまま特別に全体構想を作らずに、一旦、自由に書いた方がよいかなという気がしてきました。それでブログを書くような形式で書 …
1 考えることは簡単なことではない 木田元は哲学の学者として、田中美知太郎の後、圧倒的な存在の人でした。たくさんの魅力的な文章を書いています。夏バテ気味で、寝ている時間が多かったので、ふと思い立って『新人生論ノート』を読み返してみました。ああ、そうだ …
1 必須成分と随意成分 日本語文法の通説的な見解を見てみると、「必須成分」とか「随意成分」という用語が出てきます。センテンスの基本形である文型を構成する成分は「必須成分」だということです。文型を構成しない要素が「随意成分」だということになります。 …
*連載本文はこちら 1 通説的見解の確認 一般の人たちや、ビジネスリーダーの人たちが、日本語文法の通説的な立場を知っているとはとても思えません。私だけではないと思います。基礎概念となる骨格の部分は、シンプルであるべきですし、実際その通りです。通説 …
1 あてにならない「1万時間の法則」 多くの人が、プロになるには1万時間の練習が必要だという話を聞いたことがあるようです。私もかなり前に、ヒットしていたマルコム・グラッドウェル『天才! 成功する人々の法則』で読みました。時間を基準にしているので、わかりや …