1 ヴェーバーの「価値自由」 山之内靖『マックス・ヴェーバー入門』のプロローグにこんな記述があります。[一般に社会科学にかかわるものは、自分の知が何らかの偏見に基づいているとは考えないのですが、ひとたびヴェーバーにつきあうや否や](p.2)、これ …

■社会科学の前提とアプローチ:山之内靖『マックス・ヴェーバー入門』から 続きを »

      1 対象となるのは薄くて大切な本 先日、自分でエッセンシュル版を作る話を書きました。やってみたいけど、どうやったのかという話がありましたので、もう少し実際にどうやって作ったのか…について、ご紹介します。初めに作ってみたのは、ごく短い文章のエッセンスをま …

■エッセンシャル版のつくりかた:大切な本のエッセンスをまとめる 続きを »

     1 図式化を嫌ったドラッカー ドラッカーの『マネジメント』は大著です。上田惇生はエッセンシャル版の『マネジメント』を作りました。ドラッカーはいらないことをいっぱい書いている、だからエッセンスはこれだとまとめたものをドラッカーに送ったの…というお話を聞いた …

■「エッセンシュル版」を作ることの意味:上田惇生のドラッカー理解の方法 続きを »

      1 変わらずに大切なことを読み取る 立花隆の『「知」のソフトウェア』を読んでみると、やはり時代を感じました。例えば大がかりな新聞記事のスクラップブックを作っています。いまでは、ほとんどスクラップなどしないでしょう。紙媒体から電子媒体への変化によって、検 …

■基本を振り返る:立花隆『「知」のソフトウェア』 続きを »

1 基礎を重視・変化を意識すること 基礎を軽視するなとよく言われます。様々な分野で、同じように言われますので、ある種の標準的な考え方なのでしょう。逆に言えば、最初にきちんとやっておかなくてはまずいものが基礎であるといえます。基礎の上に積み重ねていくという構造です。 …

■上達と定着:効果を意識すること継続すること 続きを »

1 プリントアウトして見返すべし ちょっと調べる必要があって、立花隆の『「知」のソフトウェア』を取り出しました。1984年の本です。久しぶりに読みました。アナログ的な仕事の仕方が、印象に残ります。古いというよりも、こちらの方が本格的だと思いました。最近は「楽」をし …

■立花隆の読み書きの方法:『「知」のソフトウェア』から 続きを »

     1 『経済発展の理論』第二章「経済発展の根本現象」 古典的な本を読むことは意味のあることです。しかし簡単には理解できません。シュンペーターの本ならば、『経済発展の理論』第二章「経済発展の根本現象」のみを読めばよいと塩野谷祐一が語ったそうです(藤原敬之『日 …

■シュンペーターのイノベーション理論:原典と解説書 続きを »

       1 ロマンではなく、文章の検証を 先週、日本の古代史の本について書いてみました。当然のことながら、この分野の専門家ではありません。本に書かれている文章を読んで、内容から判断しています。勉強する対象の本を取り上げて、当時に、文章を検証しているということ …

■文章の検証:専門外の本を意識してチェックする意義 続きを »

      1 すでに語られたことが参考に チャットGPT などのAI技術が発達して、シンギュラリティ(技術的特異点)がやってくるとも言われています。最先端を行く技術者たちのほとんどが、そうなると考えているようです。技術の進歩が加速度的にやってきましたから、実現す …

■AIの発達と人間の学習方法と目標:はじめにビジョンあり 続きを »