■なぜ主語でなくて主体なのか:主語廃止論と単肢言語論
1 両肢言語と単肢言語 日本語に主語などないという主張が従来からなされていました。通説的な益岡隆志・田窪行則『基礎日本語文法』でも、文の要素は「述語・補足語・修飾語・主題」となっています。これらの4つを基準にすると、日本語の基礎構文を作るのは難しくな …
1 両肢言語と単肢言語 日本語に主語などないという主張が従来からなされていました。通説的な益岡隆志・田窪行則『基礎日本語文法』でも、文の要素は「述語・補足語・修飾語・主題」となっています。これらの4つを基準にすると、日本語の基礎構文を作るのは難しくな …
1 1648年のウエストファリア条約の意義 岡崎久彦の代表作を一冊選ぶというのは無謀なことかもしれません。あくまで好みでの選択になりますが、『二十一世紀をいかに生き抜くか』を候補に挙げておきたいと思います。2012年に出版されたものです。岡崎は2014年 …
1 目的と手段は対となる概念 目的と手段とは対になる概念だと言ってもよいでしょう。何を目的にして行動するのか、これがまず問われます。その目的を得るために、どのように行動すればよいのかを明らかにしたものが手段です。目的と手段は、原因と結果のように両者が結 …
1 日本がグローバルしたから、日本語がグローバル化した 日本語がグローバル化したというのは、あらゆる学問を日本語で学ぶことができるということからも裏づけることができます。こうしたことが可能な言語は、欧米語以外、ほとんどないはずです。学問で使う概念をつ …
1 日本語は日本の誇るべき資産 日本語がグローバル化したのはいつ頃でしょうか。明確ではありませんが、1934(昭和9)年の谷崎潤一郎『文章読本』では、[緻密で、正確で、隅から隅まではっきりと書く]ことは[日本語の文章では、どうしてもうまく行き届きかねる …
1 マニュアル作成者の変化 先日、「最近、マニュアルのことを気にしている様子ですね」と言ってくださる人がいました。ブログを読んでくださった人です。ここ数カ月、マニュアルについてあれこれ考えることが多くなりました。コロナ以降、マニュアルの作成者が変わって …
1 操作マニュアルの作成能力 9月に操作マニュアル講座があります。新型コロナに影響を受けて、なんとなくマニュアル改定が停滞していましたが、おそらくここから大きく変わってくるはずです。すでに操作マニュアルに対する評価を改めた組織が、いくつか出てきています。 …