1 ガイドブックの解説書 益岡隆志『24週日本語文法ツアー』という本があります。著者は『基礎日本語文法』という日本語文法の本でもかなり使われている本を書いた人です。日本語文法の本を24週間もかけて読むのは大変な気もします。とはいえ180頁足らずの本ですか …

■日本語文法学者との「見解のズレ」と「考え方のズレ」:『24週日本語文法ツアー』 続きを »

     1 思考形式の構造と言語形式の構造 いま少しずつ日本語文法についてまとめています。通説的な日本語文法の本とは、ずいぶん違った内容になりそうです。講義をした経験からいっても、通説的な日本語文法は、ほとんど受け入れられていません。小学校で習った文法は、それと …

■日本語の文法の問題点:思考形式の構造と乖離する通説的文法 続きを »

      1 主語・述語の定義 何かを説明するときに、その分野のキーワードを使うことはよくあることです。ある種の専門用語ではあります。かなり世の中に浸透している用語であっても、気をつけないと、用語の概念が違ったまま、やり取りすることになりかねません。 基本となる …

■基本となる用語概念の混乱:主語と述語 続きを »

      1 新設の講座 文章の書き方講座を行ってきました。事前にアンケートを実施していただき、その内容を反映させてテキストを作ったつもりでしたが、新設の講座は思ったように行きません。残念ながら、苦痛したつもりのところでも、これは失敗だと思う点がありました。 講 …

■文章の書き方講座を終えて:標準形式と分析ツール 続きを »

     1 原点回帰 昨日、新設の文章作成講座のテキストをどうにか完成させて送りました。講義内容が二転三転しためずらしい講座です。最初に提示されたコンセプトが少し修正になって、内容を変更したところ、担当者から前のほうがよかったとのご意見がありました。 修正という …

■「ビジネス文章・技術文章の正しい書き方」:講座のコンセプト 続きを »

      1 翻訳に堪える海外でも通用する日本語 日本語で文章を書くための講座があります。そのテキストを作り始めました。事前アンケートを実施していただいているので、受講される方のご要望が何となく見えてきます。それなしには、いまの時期、講義内容を決めるわけにはいか …

■翻訳に堪える日本語を書くときの前提 続きを »

      1 『伊勢物語』第一段 文法は、古典を正確に読むために必要なものですし、的確な文章を書くときにも役に立つはずです。必要なものであることは、当然のことだろうと思います。同時に、文法が読み書きのサポートのすべてを担うことなどできないのは、言うまでもありませ …

■『伊勢物語』第一段の「女はらから」:用語の使い方が一番の基礎 続きを »

      1 古典文法を排除した繊細な読み 日本語のルールを抽出して、それを使って文章を読み書きしようなどと考えることは、ある意味、おそろしいことです。小松英雄の言葉を思い出します。『丁寧に読む古典』で[古典文法を排除すると、はるかに繊細な読みかたができる](p …

■読み方の王道と日本語文法:小松英雄『丁寧に読む古典』から 続きを »

      1 読み書きに役立つトレーニング あわただしいお話ですが、テキストを送付した後、それを使う講義の準備をしながら、また別のテキストを作り始めました。今度は、日本語を書くことに関する講座です。今年から新たにスタートします。日本語の文法にかかわる分野ですから …

■日本語の「ルールを理解して身につけるための本」を目指して 続きを »

      1 あらゆる言語に共通する基本的特性 小松英雄の『丁寧に読む古典』に「古典文法で説明できない構文」という章があります。「松も引き 若菜も摘まず なりぬるを いつしか桜 早も咲かなむ」という和歌で、「松も引き 若菜も摘まず」を、どういう風に解釈しなくては …

■あらゆる言語に共通する基本的特性「線条性」:小松英雄『丁寧に読む古典』から 続きを »