■宮崎市定と横光利一の『旅愁』:歴史の発想について
1 大戦の中間期に特有な煩悶 おそらく横光利一の『旅愁』という小説を読む人は、もうほとんどいないでしょう。この小説を読んで大切にしている人間にとって、宮崎市定の支持は心強いものです。絶賛といっていいほどの褒め方をしています。これには、ちょっとした因縁があ …
1 大戦の中間期に特有な煩悶 おそらく横光利一の『旅愁』という小説を読む人は、もうほとんどいないでしょう。この小説を読んで大切にしている人間にとって、宮崎市定の支持は心強いものです。絶賛といっていいほどの褒め方をしています。これには、ちょっとした因縁があ …