1 日本人の美意識の特質 高階秀爾(タカシナ・シュウジ)は『日本美術を見る眼』の「日本美の個性」で、何を美しいと感じてきたのかを論じます。日本語の「うつくし」はもともと小さなもの、かわいいものに対して使われたものでした。大野晋の『日本語の年輪』から …

■日本人の美意識と西欧人の美意識:高階秀爾『日本美術を見る眼』から 続きを »

      1 漢字が読めなくて驚く 手書きが好きなほうだと思っていましたが、知らないうちに、パソコンで入力する方が圧倒的に多くなってきました。パソコン入力のほうが早くて、保存も簡単なため、あとの利用も楽です。文章や記録をつけるときに、パソコンなしということは考え …

■アナログ的な読み書きという行為:電子化とのバランス 続きを »

      1 生成AIと人間の相性 人間は、すべてのデータや情報が集まってない状況下で、かなり正しい判断が出来る、これが人間の人間的な能力であると、ウィナーが言っていました。定型的な文書ならAIが文書生成してくれるようになります。今後、まずまず良いものになってく …

■人間の読み書きの方法とAIのアルゴリズム 続きを »

       1 理解のためのテキスト 勉強会を開きました。企画を出すための勉強会です。そのためにいくつかのテキストを指定して、読んでおいてくださいということになりました。実際に企画を出さなくてはいけませんから、まじめな対応になります。当然、すぐに購入して読んでい …

■資料を読みこむ理由:自分の問題を解決するための触媒 続きを »

       1 生成AIの利用が前提の時代 読売新聞オンラインに面白い記事(3月6日付)がありました。「中学1年生250人の半数超、理科の課題で同じ間違い」というものです。課題に対して、生成AIの「誤答」を書き写したとのことでした。すでに起こった未来と言えるかも …

■生成AIの技術進歩と人間の役割:自分の頭を使うことが求められる時代 続きを »

      1 「倭の奴国」「倭国王」「倭国」の「倭」 ある時、これは国語の問題だと思うことがあります。いわゆる一番基礎にある読み方のところで違いが出ていると感じることがあるのです。いったん適切だと思える読み方が提示されてしまうと、基礎にかかわるところだけに決定的 …

■国語の問題:最重要視されるべき基礎的理解 続きを »

      1 中国経済のバブル崩壊 安達誠司『中国経済はどこまで崩壊するのか』は、2016年に書かれた本です。いまから読むほうが、興味深いかもしれません。以前に読んだ時、あれれと思うところのある本でした。しかし世の中の一般的な考え方がどうであったのか、かつてを知 …

■悲観的予測にもかかわらず中国に投資した理由:安達誠司『中国経済はどこまで崩壊するのか』から 続きを »

      1 画家との会話 先日、今後が期待される画家とお話をしました。国内での成功は、たびたびのことですが、まだ海外で個展をやっていないということでした。そろそろかなというお考えのようです。そう遠くないうちに、海外からのお話が来るかもしれません。 海外からお話 …

■成果を決める要因:画家との会話をきっかけに 続きを »