1 日本人学生と留学生 専門学校で一般教養科目の担当をしています。学生の様子を見に行くというのが目的でした。はじめは大学の公務員試験対策の講座を担当することで、目的が達成できるかとも思ったのですが、大きな教室での講義では、学生の雰囲気しかわかりません …

■改善型の勉強:日本人学生と留学生 続きを »

       1 日本古代史についての異説 宮崎市定は『古代大和朝廷』の序で[世界史のいずれの地域に関しても、問題が多いのはいつも古代史の分野においてであり、私の国史についての異説も、その殆どが古代史に集中している]と記しました。[全体の見通しにおいて欠けるところ …

■宮崎市定の日本古代史構築法:富永仲基「加上の原則」の応用 続きを »

      1 4つの解釈 『論語』の里仁第4の7番目に「子日。人之過也。各於其党。観過斯知仁矣。」があります。宮崎市定の訳文でいうと「子曰く、人の過失にはそれぞれ癖がある。過失のありようでその人物がわかる。」となります(宮崎市定『論語』通し番号 73)。 おそら …

■『論語』里仁「人之過也。各於其党。観過斯知仁矣。」の解釈をめぐって 続きを »

      1 堺屋太一の遺作 堺屋太一が亡くなったのは、2019年2月8日でした。最後に書いた本が『三度目の日本』だったそうです。堺屋太一の本は、それなりに読んだはずですが、なぜか、読まずにいました。興味がなかったわけではないのに、どうしたのでしょうか。やっと手 …

■堺屋太一の遺作『三度目の日本』:「楽しい日本」をどう作るのか 続きを »

     1 わかりやすいカント『純粋理性批判』の説明 鷲田小彌太『超要約で世界の哲学を読む』にあるカントの『純粋理性批判』の項目がとてもわかりやすく書かれています。かつて手に取って、読み続けられずにお手上げになった本です。解説書などを参照して、たぶんこうだろうと …

■よくできた哲学書の一筆書き:鷲田小彌太『超要約で世界の哲学を読む』 続きを »

      1 『説得』『細雪』『息子』 先日、日本語の強調形について記すときに、「舟歌」の歌詞を例文にしたところ、この歌が好きだというコメントをいただきました。歌でも小説でも、義務などなしに楽しむときには、好き嫌いが決定的です。好きな歌なら何度も聞くことになるで …

■山田洋次のシナリオ『息子』について 続きを »

     1 オンライン講座での工夫 先週末に文章作成講座を行ってきました。今回はオンラインでの講座です。年末にも関わらず、通常よりも多めの方にご参加いただき感謝しています。オンライン受講のみの講座はひさしぶりでした。もう少し工夫すべき点があったなあというのが正直 …

■文章作成講座を終えて:オンライン講座の難しさ 続きを »

     1 次の首相が見えないことへの戸惑い 今年最後の学生向けの講義が終わりました。日本人と留学生に向けてのものです。留学生から、日本と海外の政治情勢について聞かれました。関心があるようです。2024年にアメリカ大統領選挙がありますから、その結果が大きな影響を …

■「日本を選んだ」留学生たちの声から 続きを »

      1 止まってしまった学力向上 留学生の様子について書いたところ、ベトナム人と中国人についてのコメントがありました。ベトナム人については、今後もう少し様子を見ていきたいと思っています。もしかしたら、いままでのトレンドが変わったかなという気がしているためで …

■留学生からみえるベトナムの状況:補助線になる川島博之の論考 続きを »