1 日経文庫『マネジメントの名著を読む』 若いリーダーからマネジメントの本でよいものがあるかと聞かれました。簡単にマネジメントがわかるという本はないように思います。ドラッカーを知っているかと聞いたら、予想通り、知りませんでした。マイケル・ポーターも当然 …

■マネジメントの本でよいものがあるかと聞かれて:『マネジメントの名著を読む』 続きを »

      1 2008年に油絵教室設立 渋谷油絵教室を作ったのが2008年の2月でした。今年の2月で17年になります。絵をやるのなら、きちんとした教室で習いたいという思いがありました。しかしなかなかそういう教室がないというのが現実です。自分なりの教室を作ろうと思 …

■小さな絵画教室の運営:ささやかな経験から 続きを »

     1 組織の役割と役職 リーダーという言葉は、広い概念を表すものです。いわゆるトップリーダーにあたる組織のトップに立って方針や方向を決める人である場合と、部門やチームの長の場合とがあります。リーダーシップの話をする場合、両者を含めての話になることが多いよう …

■リーダーとマネジャーとスタッフ:「目的・目標・手段」と役割 続きを »

      1 「目的・目標・手段」のフレーム 会社経営をしている人とお話をさせていただくと、理屈よりも実際の結果が大切だというニュアンスを感じます。トップリーダーなら、当然のことでしょう。どんなに素晴らしいという理論であっても、現実の経営がうまくいかなかったら、 …

■経営理論の読み替え:酒巻久『左遷社長の逆襲』を参考に 続きを »

      1 残業なしの体制を整える 昨年、全くやる気のないスタッフにお手上げ状態になってやって来た若手リーダーがいました。「新しい状況への対処:やる気のないスタッフに苦労する若手リーダーの相談」というブログに書いたケースです。その後、どうなったのかを書いておき …

■やる気のないスタッフに苦労する若手リーダーのその後 続きを »

     1 ミッションとバリューの2段階思考 ジャック・ウェルチが『ウィニング 勝利の経営』で、「私たちはこのビジネスでどうやって勝とうとしているのか」という問いが[効果的なミッション・ステートメント]を生み出すと言い(p.23)、[収益性-これがキーワード]( …

■哲学の欠如を修正したい:ジャック・ウェルチ『ウィニング 勝利の経営』のモデル 続きを »

      1 ウェルチ流のミッション ジャック・ウェルチは『ウィニング 勝利の経営』の冒頭「ミッションとバリュー」で、[効果的なミッション・ステートメント]を生み出すのは、「私たちはこのビジネスでどうやって勝とうとしているのか」という問いであると記しています(p …

■ミッションとバリューのシンプルモデル:ジャック・ウェルチ『ウィニング 勝利の経営』から 続きを »

        1 検証のために読む たとえ小さくても、組織をゼロから作った人なら、最初からすべてが見通せるものでもなくて、何度となく思う通りに行かないといった経験をするはずです。戦略論の本での話のようには行きません。必ず失敗がありますし、無駄なことをあれこれやる …

■マネジメントの本を読む時期と読み方について 続きを »

       1 若手リーダーからの相談 若手のリーダーがやってきました。会社であれこれあったようです。最近は人手不足でうまくいかない状況になっています。当然のように効率化を進めてきました。ところが転職してきた人たちが、ほとんどやる気がないようです。どうしたらよい …

■新しい状況への対処:やる気のないスタッフに苦労する若手リーダーの相談 続きを »

        1 低価値のものが高価値のものを駆逐する サイモンの「計画におけるグレシャムの法則」は大切な洞察です。リーダーは知っておくべき法則と言えます。グレシャムの法則は、貨幣の質を問題にしたものでした。金の含有量の少ない硬貨が出てくると、含有量の多い良貨が …

■サイモンの「計画におけるグレシャムの法則」:リーダーが知るべき洞察 続きを »