1 河野克俊『統合幕僚長』新版「はじめに」 2022年2月の、ロシアのウクライナ侵略から、すでに4年を超えています。どうやら初めから、ロシア側には妙なズレがありました。河野克俊『統合幕僚長』の新版につけた「はじめに」は、2023年12月に書かれたもの …

■信頼関係の醸成と適切なコミュニケーション:プーチンの戦争と組織の最重要問題 続きを »

      1 社会と言葉の学習 アッと思って、サピア『言語』の最初を読んでみました。昨日書いたことのいくつかが、書かれています。この本は、ごくわずかだけ読んでみただけで、まだよく読んでいないのですが、よっぽど印象に残ったのでしょう。しばらく信じられない気持ちでし …

■言葉の習得は自然にはいかない:サピア『言語』から 続きを »

      1 言葉の習得は社会的文化的な環境に依存 日本語を習得した人たちは、何となく自然に言葉を身につけていったような感覚にとらわれます。私自身、自らの努力で言葉を身につけたわけではありませんから、他者からの働きかけで言葉を習得したことは間違いありません。だか …

■日本語の習得を意識すること:講座のご案内 続きを »

      1 入試項目からデッサンを廃止した結果 絵の基礎となるのは、デッサン力だろうと思います。美大の入試にデッサンは必須でしたが、芸大では、あるときからデッサンの項目がなくなりました。デッサンは基礎だから、やるのは当たり前で、その先を見るという発想があったと …

■デッサンをめぐる画家の発言から:実体を見出す訓練 続きを »

      1 旅人モーツァルト 高橋英郎『モーツァルト』の「1ー旅人モーツァルト」に、13歳の時に最初のイタリア旅行のことが出てきます。[当時のヨーロッパの道路は][悪路につぐ悪路で、どこまで続くぬかるみぞが普通であった](p.23)とのこと。無事に目的地につけ …

■実力をつける生き方の典型モデル:高橋英郎『モーツァルト』から 続きを »

      1 『競争戦略論I』の新版と旧版 マイケル・ポーターの良い読者ではないため、少し前に書いたブログで、あいまいな言い方をしてしまいました。【マイケル・ポーターの『競争の戦略』を読む必要があるかと聞かれて:論文集『競争戦略論I』という存在】においてです。説 …

■ポーターを読むなら旧版の『競争戦略論Ⅰ』を:新版との違い 続きを »

     1 勝負どころでは生成AIより人間 ここへきて、急に、デザイナーの人たちの仕事が忙しくなっています。すべてのデザイナーではないと思いますが、きっちり基礎を固めて、正統派で行こうという人たちの場合、かなり仕事が立て込むようになってきました。生成AIの影響で …

■生成AIより人間が圧倒する領域:プロセスのシンプル化の必要性 続きを »

     1 シンプル化には少しの飛躍が必要 物事が複雑なものから、どんどんシンプル化していくことによって、洗練されたプロセスが作られていく、そうしたイメージがあるだろうと思います。実際のところ、プロセスのシンプル化は、思考でも、仕事でも、多くの場面で必要不可欠な …

■シンプルなBPRを使うこと:最適化・シンプル化のための王道 続きを »

     1 年功序列の発想で失敗した事例 組織にとって、あまりよろしくない話が重なって聞こえてきました。日本の組織にありがちなことかもしれません。組織というよりも個人に、年功序列という発想がまだ強く残っているようです。古くから組織にいた人の暴走と、追放の話が続け …

■年功序列の気分を排して、再チャレンジつきの成果主義を:最近の事例から 続きを »

      1 吉川幸次郎の書簡 論語をきちんと読みたいという人たちが、たくさんいます。私もその一人ですが、そう簡単にいきません。定番の一つは吉川幸次郎の解釈のものでした。最近では、宮崎市定のものも注目されています。この点、宮崎市定全集の月報に面白い文章がありまし …

■論語「為政第二」の「吾十有五にして学に志ざす」の解釈:吉川幸次郎と宮崎市定 続きを »