■図解講座を終えて:実力ある若者たちの台頭
1 印象的だった実力派の若者たち
図解講義を行ってきました。会場参加とオンライン参加が可能なハイブリット講座です。ドリルをしているときに、オンラインの方の様子はわかりませんが、会場参加の人たちの状況を見ることができます。かなり優秀な方々がいらしていて、いささか驚きました。
まだ若い人たちですが、従来の講座で、難航する問題をさらっと解いているのが印象的です。すべての問題でこうはいきませんが、しかし、実力十分だと思いました。これなら、テキストを復習していけば、図解するのに困ることは、ほとんどなくなるはずです。
先月の文章講座でも、かなり優秀な若者たちが台頭してきたという気がしました。すべての人がそうだとは言えませんが、これから伸びていくだろうと思える若者たちが目立つようになってきたことは印象的です。自分で学ぶ姿勢もありますし、期待できます。
2 必要なルールを使いこなすこと
図も表も、文字以外のところは世界で通じるのが原則です。信号の赤がストップで、青がゴーというのと同様に、ある種の決まりがあります。グラフならば、棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフの3つが基本ですから、これらの作成のルールを知ることが大切です。
おそらく一日6時間の講義で、一通りのことが学べただろうと思います。大切なのは、それが使えるようになるかどうかです。すべてのルールを復習する必要はありません。自分で作図するときに、必要なルールが適応できるようになれば十分です。
最初は手で書いてみる方が良いだろうと思います。図表を書いてみて、それをPCで作成するという手順を踏むほうが、理解が進みますし、センスもよくなるはずです。おそらく2週間くらい練習すれば、自分流の作図がひとまず出来上がることでしょう。
3 担当者と組織の作図能力が問われる時代
PCでの作図が容易にできるようになってきましたから、仕事を担当する本人が作図することが当たり前になってきています。本人が作図するから信頼されるということにもなってきました。さらに組織の作図能力が、組織のブランドにも関わるようになります。
受講された方にお願いしたことは、自分流の作図方法が見えてきたら、組織にそれを展開していってほしいということでした。自分だけでなくて、組織の作図能力を上げることが大切です。教えることによって、自分の理解が深まりますから、相乗効果があります。
人間はお絵かきを始めてから、そのあと作文を書くようになるのが自然なプロセスです。人類の歴史でも、先に壁画を描くように、絵での表現がはじまり、そのあと文字を書くということになります。ビジネスの場合、図表と文字は表現手段の両輪と言えるでしょう。
何かを表現するときに、ビジネスの場合、信頼できる裏づけが必要です。それに基づいて、図にしたり、文字にしたるすることになります。普段から必要なデータを意識的にチェックしたり、様々な情報を習得する心がけが不可欠です。それが実力につながります。
