1 圧倒的な実力者が作ったシリーズ 『日本語の歴史』シリーズは、1960年代のものですから、ずいぶん古いものではあります。しかし、いまでも最先端の議論だと思うところのある本です。不思議な気もしますが、編集の中心が亀井孝、執筆者に河野六郎がいますから、当 …

■河野六郎の「用言複合体」と「体言複合体」:『日本語の歴史7』から 続きを »

       1 分析的論理と知覚的認識の双方が不可欠 ドラッカーの「未知なるものをいかにして体系化するか」は、1957年の『変貌する産業社会』に収められていたものです。いまは『テクノロジストの条件』所収されています。大切な論考でした。[分析する前に知覚すること] …

■分析的論理と知覚認識:ドラッカーとパースのアプローチ 続きを »

      1 アメリカ思想全体の特徴 魚津郁夫『プラグマティズムの思想』は、もと放送大学用のテキストでした。簡潔でわかりやすい説明の本です。「まえがき」に、トクヴィル『アメリカの民主政治』におけるアメリカの「哲学的方法」の特徴を指摘して、アメリカ思想全体の特徴を …

■パース「アブダクション」の簡潔な説明:魚津郁夫『プラグマティズムの思想』から 続きを »

      1 標準的なよい図表の形式 9月1日に図解講座があります。ビジネス人が図解をする場合、一目でわかる図解が必要です。言葉で説明するよりも、図表をパッと見ただけで、全体の状況がわかるようにできたら、それはよい図表だと言ってよいでしょう。良い図表には定番のも …

■標準的な作図について:生成AIのレベルを判断する能力 続きを »

     1 生成AIと人間の役割分担 9月1日に実施する図解講座のテキストを提出したところです。タイプミスなどのチェックは、もはや生成AIに任せたほうが楽ですし、正確になってきました。だんだん人間がきっちりやるべきところと、AIに任せたほうが良いところの役割分担 …

■「祖述」という方法:天才型とは違う独自性・創造性へのアプローチ 続きを »

        1 『経営者に贈る5つの質問』と『未来への決断』の「使命」 「使命・ミッション」についてのブログに関連して、興味深いやり取りができました。以下、それを少し発展させた話になります。使命・ミッションという用語が、ブレの大きな言葉である点から、マネジメン …

■ドラッカーの著作が教科書にならない理由 続きを »

      1 サミュエルソン『経済学』の意義 経済学は定量化を進めて、数式で理論構築ができるようになっています。サミュエルソンは『経済学』で、古典派の経済学とケインズ経済学を統合して、経済学の教科書を作り上げたとのことです。小室直樹は『経済学をめぐる巨匠たち』で …

■経済学の教科書をつくったアプローチ:経営学とは前提の違う学問 続きを »

     1 厳格に定義しない用語の概念 言葉は、時とともに意味が変わっていきます。それぞれの言葉で、それぞれの変化が起こりますから、変化の度合いは、言葉によって違うのは当然でしょう。少し前から、ミッションの意味が、もはや無視できないほどに多様化したことが気になっ …

■用語の定義:マネジメントを体系化するためのアプローチ 続きを »

      1 音声文字化のための注意点 生成AIに対する関心が高まるにつれ、一部の人たちから、これもできます、あれもできますというお話が出てくるようになりました。いままで大変だったことが、すぐにできますというお話です。たとえば議事録が簡単にできますという話があり …

■生成AIによる音声文字化:思考訓練との関係 続きを »

      1 「顧客」ではなく「使命」がかじ取り役? ミッションという用語がマネジメントの本に使われることがありますが、どうも、簡単に定義ができる言葉ではないように思います。日本語では使命です。ほぼ、ブレがないくらい訳語は一体化しています。ミッションも、使命も同 …

■概念の明確さとマネジメントの用語:「ミッション・使命」の場合 続きを »