1 必要性が高まる業務マニュアル マニュアルについて、ほとんど何も知らないという人が業務マニュアルを作るケースが出てきています。以前は、例外的なことでしたが、いまでは驚かなくなりました。ただ業務マニュアルと操作マニュアルの違いを知らないと、困ることにな …

■業務マニュアル化で優先される事項:通常業務の「礼儀作法」 続きを »

       1 2002年漢字制限の実質的撤廃 日本語は明治以降、大きな変化をしてきました。明治維新後に、漢字の読みを変えたり、第二次大戦後の国語改革でも、かなづかいを変え、漢字の使用制限をしたりの変更がありました。国の主導による国語政策の変更です。しかしそれと …

■日本語が大きく変わった時期:日本語への意識変化と漢字 続きを »

       1 同型なのに動詞文と形容詞文 日本語ついて語るときに、まだ動詞文とか形容詞文とかいう言い方があるようです。日本人が日本語を使うときに、動詞か形容詞かを意識して使っているはずはありません。感覚的におかしいからです。動詞か名詞かよりも、もっと意識をして …

■日本語文の4系統「どうした・どんなだ・あるいる・なのだ」:動詞文・形容詞文・名詞文のミスリード 続きを »

      1 福井謙一の「一行で書け」 たいていの本は、さらっと読んだだけで、特別な記憶にも残らないで、再読しないまま終わってしまいます。あとで、その本に言及したお話を聞いて、すごい本だったのだとか、こんな大切な話が書かれていたのだと、気づかされることが何度かあ …

■「ハイルマイヤーの質問」:山本尚『日本人は論理的でなくていい』から 続きを »

      1 営業担当になった若手リーダー 若手のリーダーが今年から新たに営業担当になりました。営業推進部というような名前の部門です。ここのリーダーですから抜擢なのでしょう。そこで営業の基本を叩きこまれたようです。しかし戸惑いました。話を聞いてみると、どうも様子 …

■利益の目的化と顧客の獲得:若手リーダーの話とドラッカー 続きを »

      1 業務マニュアル作成担当の変化 5月21日に業務マニュアル講座が実施になります。いままでの講義とは、内容がかなり変わる予定です。受講される方がかなり若返っています。コロナ前に毎回ベテランというべき方々が参加されていましたが、最近は新人に近い人の受講が …

■生成AIの利用の基礎となる業務マニュアルの作成能力 続きを »

      1 小倉芳彦の異議申し立て 岩波現代文庫版の宮崎市定の『論語の新しい読み方』には、小倉芳彦の解説がついています。興味深い内容です。『論語』衛霊公篇の「耕也餒在其中矣、学也禄在其中矣」をどう読むかについて、[私が最も眼目と思った]疑問点だとしていました( …

■議論の前提となる正確な読み:宮崎市定『論語の新しい読み方』をめぐって 続きを »

       1 敬語がきちんと使える人は例外 敬語が使えない人の話は、もうずいぶん前から聞かされていると思います。いい年して、まともな敬語が使えないと言われる人が、職場にもいたはずです。しかし、もはや多くの人が、まともな敬語が使えなくなっています。若者は、たいて …

■生成AIが敬語の簡略化を促進するのではないかという予感 続きを »

       1 日本の格付けの高さ 日本の古代史について、ちょっと面白い視点がありました。明石散人の『アカシックファイル』にある「解き明かされた『倭の五王』」での話です。倭の五王に対する通説がおかしいとの異議だてをしています。五王とは「讃・珍・済・興・武」のこと …

■倭の五王の格付けが低かった理由:宮﨑市定『謎の七支刀』の解説 続きを »

       1 戦術は戦略を出現させるためのパーツ 戦略があって、戦術があるという考えもありますが、反対の考えもあります。どちらもありというべきでしょう。トップダウンと、ボトムアップのアプローチの違いです。しかし戦略論の多くは、トップダウン方式を取ります。リーダ …

■戦術と戦略は支柱と平面の関係:明石散人『真説 謎解き日本史』から 続きを »