1 どんな風にまとめるべきか 昨日、講義用のテキストを送付しました。これから、どう講義をしていくか、検討に入ります。6時間の講義ですから、A4の用紙に60枚程度の分量です。本、一冊分にあたります。毎回迷うのは、全体をどうまとめるかということです。 必 …

■「体系化」の評価基準 続きを »

       1 アマゾンの会議資料 『amazonのすごい会議』で佐藤将之が「アマゾン会議の不思議なルール」の4項目をあげています。「会議は沈黙から始まる」「会議の資料は2種類のみ。1ページか6ページ」「パワーポイントは不可、文章で書く」「出席者の数の上限は“ピ …

■文章が書けないとリーダーになれない時代 続きを »

      1 リニューアルが必要な仕事 サービス業に従事する知り合いから、いささか困った、という連絡が少し前にありました。売り上げが落ちていて、製品もサービスもリニューアルしないといけなくなっているとのこと。ところが会社では、そちらに力を注いでいないというのです …

■根本的な改革・新しい発想を活かすために:典型的な失敗事例 続きを »

      1 一定水準を超えた作図 9月10日に図解作成講座があります。いまテキストを作っているところです。今回は修正をなるべく減らそうと思っていましたが、図の入れ替えなどで、思いのほか変更点が増えています。とはいえ、ビジネス人向けの図解の方法ですから、基本は変 …

■図解講座のすすめ:1日で作図の基礎は学べる 続きを »

      1 主語は既知、主題は未知の言葉 先日、「日本語文法の今後」というブログを書きました。日本語の主語概念を統一的に理解するのは、もはや無理であり、新たな用語を作って概念を明確化するしかないという見解に賛成しています。さらに、主題の概念についても明確化が必 …

■日本語と英語の主題概念:なぜ、どんな風に日本語文法は負けているのか? 続きを »

        1 品詞概念の標準化 英語の場合、品詞概念が確立しています。時間をかけて品詞を標準化した結果、[品詞分類に基づいて正確に理解できることこそが、印欧系諸語の本当の特質なのである]ということになりました(渡部昇一『アングロ・サクソン文明落穂集12』:p …

■「形容動詞・ナ形容詞」の解体:小松英雄『日本語はなぜ変化するか』から 続きを »

      1 今後の日本語文法はどうなるか ふと思い出して、2014年に出た『日本語文法事典』(大修館書店)を見てみました。この事典には「主語」と「主題」の項目があります。同じ出版社から出た2005年の『日本語教育事典』には「主語」の項目がありませんでした。当然 …

■日本語文法の今後:ゼロベースの再構築が必要 続きを »

      1 起承転結と春夏秋冬 中国では[四個が一つの単位となり、或いは一個が四等分される例は極めて多い]と宮崎市定は「東風西雅録」に書いています。とくに[一年を春夏秋冬の四季に分かつのは中国では非常に古く]からなされてきたことでした(p.236『宮﨑市定全集 …

■再び起承転結について:春夏秋冬のリズム 続きを »

        1 外形を絶対視する思考 日本語の文法を再構築すべきであるという考えをもったのは、失語症の方々とのおつき合いからでした。ほぼ十年、おつきあいさせていただきました。言語聴覚士の行う訓練に効果がないのは常識になっています。独自の方法を考える必要がありま …

■「言語形式」と「思考形式」のすり合わせ:日本語文法が目指すべき方向 続きを »

       1 ビジョンが見えてこない 昨年の12月に、アジア各国の留学生の人達から、日本の次の首相は誰になるのでしょうかと聞かれたことがあります。もはや岸田首相が再選される可能性はないという前提での質問でした。しかし、次が誰なのか、候補もわからないのは不思議だ …

■政権の交代が生じる要因:新しい人・新しいやり方 続きを »