1 顧客と利益 マネジメントというのは、成果を上げるためのものです。成果を測る場合、基本になるのは顧客と利益ということになるでしょう。ただし、これは営利組織の場合に言えることです。非営利組織の場合や自己マネジメントにおいては、修正が必要になります。 …

■成果を測る基本:顧客と利益 続きを »

       1 理解のためのテキスト 勉強会を開きました。企画を出すための勉強会です。そのためにいくつかのテキストを指定して、読んでおいてくださいということになりました。実際に企画を出さなくてはいけませんから、まじめな対応になります。当然、すぐに購入して読んでい …

■資料を読みこむ理由:自分の問題を解決するための触媒 続きを »

       1 文法の代替物だった「文章読本」 英語を書く場合、標準的な書き方があるようです。学術論文を書くときに、英文法のルールに沿った文章を書くのは、日本人であっても当然のことだと言われています。欧米言語はラテン語の文法が基礎にありますから、歴史があって安定 …

■文章読本の終焉:最期の文章読本 村田喜代子『名文を書かない文章講座』 続きを »

      1 メモを再現可能にする方法 何か文章を書こうとする人に対して、しばしばメモを取ったほうがよいというアドバイスがなされます。たとえば宮家邦彦は『ハイブリッド外交官の仕事術』で、すべては[小さなヒントを丹念にメモすることから始まった](p.125)と記し …

■メモは実力を反映する:発見・思考の検証ツール 続きを »

       1 「経営理念」と「ビジョン」 ビジョンという言葉がビジネスでは使われます。必ずしも明確な定義がなされていません。一般的な用語として使われています。「洞察力」とか「将来の構想」といった意味で使われているのでしょう。標準的な定義がなくとも、そこで語られ …

■「ビジョン」とはどういうものか:セコム創業者飯田亮の考え方 続きを »

       1 リーダーたちの3つの受講目的 19日に文章チェック講座を行ってきました。この時期におおぜいの方がご参加くださって、感謝しています。リーダーの人達がどうやって文章チェックをしていけばよいのか、何か参考になることがあったなら幸いです。講義をすると、毎 …

■文書の標準化について:文章チェック講座を終えて 続きを »

    1 問題の要因発見に有効な細分化 物事を分析するときに、要素を細分化していくアプローチは、現在でもしばしば使われています。要素を細分化することの効果には、どんなものがあるでしょうか。おそらく一番基本的なものは、問題に対して関係ある対象であるか否かを決定する …

■要素の細分化と「見える化」 続きを »

       1 コロナ以前と様変わりした受講者 新型コロナのまん延によって、ずいぶんビジネスリーダー向けの講座参加者に変化がありました。一番大きな変化があったのは、業務マニュアル講座です。コロナ前には、なぜかベテランの方がたくさんいらっしゃって、驚くべき高水準を …

■業務マニュアルを作成するために:必要となる新たな入門用プログラム 続きを »

       1 マネジメントの勉強 少し前から、マネジメントの勉強をする人が何人か出てきています。マネジメントの本を読みだしているわけではありません。責任のある地位についていて、そのなかで実際に何かを始め、その検証をしながら、マネジメント向き合っているのです。 …

■類推・アナロジーの利用:マネジメントを考えるアプローチ 続きを »

       1 参考になるドラッカーの執筆方法 何とか締め切りまでにテキストを提出しました。毎回、かなりの改定をするので、それなりに苦労しています。今回は、全面的な見直しですので、一度完全に作り直してから、前のものとのすり合わせをすることになりました。全体的な統 …

■ドラッカーの文章の書き方:『知の巨人 ドラッカー自伝』から 続きを »