1 助詞の使い方がわからない学生 日本語教育という用語は、外国人向けの本に使われることがよくあるようです。日本人向けの日本語教育の本があるかと、少し探してみましたが、ぴたっと来るものが見つかっていません。自分の経験から考えていくほうがよいかなという気が …

■助詞「を」と「で」の違い:日本語教育の必要性 続きを »

        1 「インドの危険な曲がり角」 もしかしたら日本のGDPが2023年度にドイツに追い越されるかもしれないとの報道がありました。ドイツばかりか、数年したら、インドにも追い越されるでしょうという人もいます。インドは世界最大の人口国になりましたから、注目 …

■インドの将来について:藤原正彦の懸念 続きを »

      1 わからない領域に切り込んでいく手法 いままで何回か歴史の本について言及しました。数年前のことですが、ビジネス人が歴史を読む必要があるのか、どんな意味があるのかと聞かれたことがあります。そのころ、雑誌か何かで、歴史を読む意義を何人かの人が書いていらし …

■ビジネス人が古代史の本を読む意味 続きを »

     1 日本語文法は不安定で不安な存在 英語と日本語は違いますから、英文法がそのまま日本語で使えることなどありません。そんなことは、わかっているはずです。しかし日本語文法が整備されていませんから、英文法を大いに参考にして、日本語を見ていく必要がありました。こ …

■現行の日本語文法の問題点:有能なリーダーが納得するか? 続きを »

        1 リーダー向け講座と若手向け講座 同じテーマの講義でも、リーダー向けと若手の人向けでは、講義内容が変わってきます。以下は、すでに講義をしている人との雑談で語ったものです。特定の講義内容についてのお話も含まれていましたが、それを除いても、そのまま通 …

■リーダーに必要なこと:講義をする人との雑談から 続きを »

    1 金森久雄による「大経済学者」認定 高橋亀吉というエコノミストをご存じでしょうか。ほとんどの人が知らないようです。金森久雄が『大経済学者に学べ』の中で、取り上げています。日本人で大経済学者とされたのは下村治と高橋の二人だけでした。金森は、高橋の系統のエコ …

■日本の「大経済学者」高橋亀吉の方法:『私の実践経済学』 続きを »

      1 西堀栄三郎推奨の方法をシンプル化 実務で活躍している人たちとお話しているときに、一番簡単で効果的な問題解決の方法というのは、どういうものかと聞かれたことがあります。新型コロナの感染が拡がるよりも何年か前のことです。しかし「一番」というのは、そう簡単 …

■問題解決のシンプルな方法:一番簡単で効果的(?) 続きを »

      1 モンゴル・高麗連合軍 岡田英弘の『歴史とはなにか』について書いた後、思いついたことがありました。「元寇」についてのことです。ちょっと待てよ、どの本に書いてあったのだろうかと調べてみたら、見つかりました。『中国文明の歴史』に以下のように書かれています …

■「元寇」をめぐって:歴史書の効能 続きを »

     1 歴史の定義 歴史というものを、どう定義したらよいのでしょうか。明確にすることは、簡単なことではありません。このとき、基準となりうる定義を示したのが岡田英弘でした。岡田は『歴史とはなにか』に自分の歴史についての定義を示した上で、コメントをつけています。 …

■歴史をどう定義するのか:岡田英弘『歴史とはなにか』から 続きを »