1 講義中にOJTマニュアルを作る 30日にOJTマニュアル作成講座を実施しました。今回は、講座の募集が直前に決まって心配していましたが、多数のご参加をいただき感謝しています。こちらの話を聞くだけではもったいないので、講義中にOJTマニュアルを作っていただ …

■OJTマニュアル作成講座を終えて 続きを »

      1 意味を得る2つの過程 『文の理解と意味の創造』という魅力的な書名にひかれて、手に取りました。あとがきに[このような機会を与えてくださった小松英雄先生に心からお礼申し上げます]とあります。参考文献にゴールドバーグ『構文文法論』もあるので、これはいいと …

■文の意味を得る過程 続きを »

      1 「包み込まれた領域」と「区切られた領域」 助詞の「を」と「で」の違いを問われることがあります。「空を飛ぶ」と言うのに、「空で飛ぶ」とは言いません。「海を泳ぐ」というのも、ちょっとおかしいでしょう。「海で泳ぐ」ならば自然です。それでは「を」と「で」は …

■助詞「を」と「で」の違い:「空を飛ぶ」「海で泳ぐ」 続きを »

        1 メニューイン『ヴァイオリンを愛する友へ』 芸術をどうやって教えることができるのか、このことはかつて論争にもなったようです。芸術は感性に依存しています。それをどうやって教えられるのか、たしかに不思議な気がしないではありません。実際には教えられてい …

■メニューインの「学習の三段階」と論語の言葉 続きを »

      1 村上春樹が説く本の読み方 村上春樹は人気作家ですから、読者の方も多いでしょう。私は短編小説が好きです。ただし2つの作品だけですから、いい読者とは言えません。『中国行きのスロウ・ボート』という短編集にある「午後の最後の芝生」と「土の中の彼女の小さな犬 …

■村上春樹の読みの方法:「何冊かに一冊はエヴァ・グリーンの小説を」 続きを »

       1 ウェーバーの仕事の現代化 マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムと資本主義の精神』を読んだことがない人でも、この本の名前くらいなら知っている人がいるはずです。社会科学の分野の名著だと言われています。どんな本であるのか、梅棹忠夫の言葉で想像で …

■ウェーバーの考察と現在:スイス入門『世界一豊かなスイスとそっくりな国ニッポン』 続きを »

        1 ビジョンとツールの結合 私にとって、とても大切な本が金森久雄の『大経済学者に学べ』です。金森の主著だと私は思っています。「大経済学」とはどんなものでしょうか。金森は序章で、[「大経済学」とはビジョンとツールとが結合したものである]と定義していま …

■ビジョンとはどんな概念か:金森久雄とシュンペーターの解説 続きを »

      1 OJT用のマニュアルへの注目 OJTにマニュアルなどあるのか…と思っている人は、たくさんいらっしゃいます。実際に見た方は少数かもしれません。あるかないかというなら、「ある」のです。そのマニュアルを使ってトレーニングをしている組織があります。とはいえ …

■不可欠なOJT用のマニュアル:マネジメントとの関係 続きを »

      1 独立の意識が生んだ英文法 日本語に関心を持つ人はおおぜいいます。しかし国語教育とか文法の話になると、わからない、ついていけないということになりがちです。【国語教育が成功しない理由】がわからないと言われました。渡部昇一・森岡健二対談の説明が必要かもし …

■私たちに必要なのはどんな文法なのか?:森岡健二の指摘 続きを »

       1 ワードプレスで作ったHPのトラブル 昨年、ホームページが不安定になりました。投稿してもHPが見えなかったり、あるときは投稿できなくなったり。こういうことになると素人はお手上げです。親切な方々から、WordPress(ワードプレス)でのHP構築には …

■「パソコンの最適接続法を知っていましたか?」:デジタル化再入門 続きを »