1 全体最適を意識しすぎる傾向 業務を分析しようとするときに、しばしばいわれることが、全体最適ということです。全体最適を考えるのにどうしたらよいのでしょうか。こう問いかけると、全体最適を考えなくてはいけないと言う人も、とたんに黙ってしまうことがあります …

■業務の全体最適を考える方法:業務の現状と業務フロー 続きを »

      1 主題概念での説明 昨日「文を主題概念で捉えることの問題点:日本語文法の忘れ物」という文章を書きました。説明不足だったようです。主題概念で日本語の文を分析しようとしても、文をよくするためには役立たないということでした。主体を意識したほうが良いというこ …

■主題概念の問題点:主体を意識する必要についての説明を補足 続きを »

       1 主題概念と主語概念 1990年以降に出た日本語文法書の場合、たいてい日本語の文構造を考えるときに、「主題」という概念を使います。英語ならば文構造を主部と述部に分けて、主部の中心となる語句を主語、述部の中心となる動詞を述語動詞としているはずです。 …

■文を主題概念で捉えることの問題点:日本語文法の忘れ物 続きを »

        1 学校文法の形容動詞 形容動詞という言葉を聞いたことがあると思います。学校文法の品詞は10種類ありました。動詞、形容詞、形容動詞、名詞、副詞、連体詞、接続詞、感動詞、助動詞、助詞です。しかし日本語教育の文法では形容動詞、連体詞、感動詞、助動詞は使 …

■形容動詞をめぐる問題:ナノ体言の「ナ名詞」と「ノ名詞」 続きを »

       1 成果が評価基準 業務マニュアルは適切に作りさえすれば、確実に成果を上げるものです。ということは、成果が上がらなかったら、マニュアルが適切でなかったことになります。したがって、適切な業務マニュアルが作れるというは非常に大切なことになるのです。 業務 …

■業務マニュアルの再定義:成果に焦点を当てる 続きを »

        1 助詞「と」がつく場合とつかない場合 日本語文法の忘れ物について、私たちはあるとき、その実例に出会うことになります。言われてみると、たしかによくわからないということがあるものです。たとえば多田道太郎『日本語の作法』に、こんな話があります。日本語文 …

■助詞「と」の用法:「大阪へと向かう」の「と」は? 続きを »

       1 新規の営業所を任されたリーダー 来年4月から、新規の営業所を任されるリーダーがいま業務マニュアルを作っています。あなたの自由にやってくださいということです。自分流でまっさらな営業所ができます。その点では気が楽でしょう。ただ、いきなり他の営業所との …

■新人リーダーの奮戦記:業務マニュアルの作成 続きを »

        1 主語=主体 日本語の主語概念が定まらないまま、通説的な見解では「主語」という用語なしで日本語を文法的に説明しようとしています。日本語文法の議論の過程で、様々な主語に関する見解が提示されすぎましたから、もはや主語概念を使うことは簡単ではないでしょ …

■主語概念を否定して混乱している日本語文法 続きを »

      1 適切な指針作り 日本語に限らず、文書を書くときの指針というものは役に立つものです。当然ですが、適切な指針ならばという条件が付くことになります。この指針に沿うならば、読む人たちは読みやすくて理解しやすいですよというのが適切な指針と言えるでしょう。 『 …

■文書を書くときの適切な指針:「ペンシルベニア州の消費者契約法」の指針を参考に 続きを »