■法治と法の支配:周回遅れの「法治」-産経新聞「主張」をめぐって-
1 「法治中国」という言葉 産経新聞の10月24日の「主張 習体制が3期目に 独裁暴発の懸念が増した 台湾併?の野心に備えを急げ」に、「法治」と「法の支配」を対比した一節がありました。ここで指摘されていることは重要なことです。以下のように記されていま …
1 「法治中国」という言葉 産経新聞の10月24日の「主張 習体制が3期目に 独裁暴発の懸念が増した 台湾併?の野心に備えを急げ」に、「法治」と「法の支配」を対比した一節がありました。ここで指摘されていることは重要なことです。以下のように記されていま …
1 馬のことを問わなかった孔子 『論語』の文章には簡単に解釈できない章があります。解釈にさまざまな説があって、ある意味、そこが魅力の源泉になることさえあるでしょう。その一方で、読み方にほとんど争いがない場合でも、章の解釈に違いが生じることもあります。 …
1 法学部中心の採用 財務省とか日銀とか、経済の専門家がそろっているはずですよね、と学生やビジネス人に問いかけると、かつては、そうだという表情をしました。しかし、そんな時代は過ぎたようです。財務省の人たちは経済音痴であると、かなり広く知れ渡っています。 …
1 「主体」という重要概念 「は」と「が」は主語に接続する代表的な助詞だといわれています。ところが日本語文法では主語という用語の概念が、収拾がつかないほどに混乱して使われてしまったため、「主語に接続する」という言い方が、正確に伝わりにくくなってしまって …
1 紙の新聞の消滅 もはやビジネス人でも多くの人が紙の新聞を読まなくなりました。古新聞が貴重になっています。先日、新聞紙が必要だといわれて、読むためでないのに新聞を買いに行った人がいました。その勉強会に来た人は、どなたも新聞を取っていなかったのです。 …
1 吉川のケアレスミス 吉川幸次郎『論語』は、日本を代表する注釈書として高く評価されています。私も大切にしている本です。しかし少し前に、この注釈に間違いがあってダメらしいねといった人がいました。もしかしたらと思ったのが、呉智英『現代人の論語』にある以下 …
1 マニュアル作成ツールの開発 マニュアルを作成するためのツールというものがあります。すでに十数年前にも何種類かの製品が出されていました。アベノミクスが始まったころ、新たな開発がなされていたのです。これらをマニュアルのプラットフォームにしようという意図が …
1 紙のマニュアルはなくならない マニュアルの電子化が進んでいます。当然のこと、自然な流れということかもしれません。妙な言い方をすると、「実質的な電子化」というとになります。作成するときに、電子化を前提にして作っているマニュアルが多くなったということで …
1 規範文法の否定と「文章読本」 ドイツ参謀本部のメッケルが日本陸軍に招聘されて、明治16(1883)年に来日しました。メッケルは「軍隊のやりとりの文章は簡潔で的確でなければならない。日本語はそういう文章なのか」と問うそうです(『司馬遼太郎全講演[2 …
1 梅棹の主張を自分の立場に関連させて 梅棹忠夫の『情報管理論』のなかにある「学術論文の質の向上のために」を、ずいぶん前に読んでいました。内容に関して、その通りと思ったはずですが、そのままにしているうちに、記憶から消えてしまったようです。驚くしかあ …