■若者たちの予言:仕事をしているかどうかで政権を判断する若者

    

1 若者たちの予言

昨日の国葬の様子を見ながら、いくつかのことを思い出しています。9月に入って、芸術の秋となって、卒業した教え子たちが展覧会にやってきました。知り合いの画家を紹介して、お話をさせてもらったり、楽しかったようです。帰りに少し話しました。

もともと政治の話などする相手ではありませんし、学年の違った卒業生たちですから、会社の様子がどうなっているのかに関心があります。実際、そういう話をしていました。ところが、なんかのきっかけで、岸田内閣が終わりだと言い出したのです。

3人とも学年が違うため交流はありません。あえて違った業種でのお仕事の話を聞くために、集まったようなものです。ところが全員、もう終わりだと言います。いままで不支持だったわけではありません。逆に、岸田さんしかいないからという消極的支持でした。

      

2 新鮮に聞こえた菅さんへの期待

以前、ブログで「代案がないので現状維持」になっていると、【岸田内閣の高支持率についての雑談:代案の欠如】で記しています。ビジネス人との雑談での話でした。若者も同じだったのです。まだ20代前半の若者ですから、たいていノン・ポリといえます。

新しく首相になったのだから、いきなり否定しないで、様子見しようということです。アンチ岸田ではありませんでした。それが今回は完全に様子が違います。驚いたのは、3人そろって、もう限界と言ったことでした。仕事ができないじゃないというのです。

ここまで時間が経ったのに何もできないのだから、今後にもう期待できないということでした。まあ、それはわかります。しかし今回一番驚いたのは、3人がそろって、菅さんに戻ってきてほしいと言い出したことでした。9月初めに、これは新鮮な人選でしょう。

      

3 仕事ができるかできないかの基準

たいていの雑談は、ここから話が詰められることなく、別の話に流れていきます。実際、そうなったのですが、しかしこの短い時間のやりとりには、ある特別な印象が残りました。若者は、このとき代案を提示したのです。それも私には意外な人でした。

ああ…そうなるんだと言ったきりでしたが、そのときは政治的にありえないだろうと思っていたのです。いまでもそういう気がします。しかし国葬での菅前首相の追悼の辞を聞きながら、圧倒的な印象を受けました。しばらくして、若者たちの話を思い出したのです。

日本が危機的な状況になったなら、この人しかいないのかもしれません。3週間もたった後で、あらためて驚いています。仕事ができるかできないかを基準にするのは、王道でしょう。案外、政界事情とは関係ない直感は、いい線を行っているのかもしれないのです。

     

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